保健室の雑感、不登校支援、養護教諭の教員採用試験に関する雑記ブログ

養護教諭になった私の働き方、養護教諭の楽しさ。

私は看護師の道をやめて、養護教諭になりました。

仕事について聞かれることが増えたので、働き方と仕事内容を紹介します。

養護教諭の働き方

公立学校で働く場合、勤務時間・休日・お給料は、一般教員と同じです。

・実際の勤務時間

  学校によりますが、だいたい朝8時半〜17時まで。
  1日8時間勤務が基本です。
  ただし、子どもは8時には登校してくるので、それ以降は来室があります。
  「何かあったら困る」ので、8時には出勤してほしいと思われています←
  直接そう言われたことはありませんが、
  ブラックな学校だと管理職からくぎをさされるみたいです。
  ただ、育児などで遅めに来られる先生もいらっしゃるので、考慮してくださいます。

  休憩時間は、休み時間と放課後の1時間程度です。
  休憩が取れるかどうかは、個人にかかっています。
  意地でも休み時間は職員室に戻って、コーヒーを飲む、と決めている先生もいます。
  保健室的には、休み時間は最も忙しい時間帯です。
  休憩なんて取れませんが、休憩時間になっているという暗黙のやつです。

・実際の休日、休暇

  土、日、祝、ちゃんとお休みできます。
  土曜日に授業がある日(学校公開、運動会など)は、出勤します。
  長期休暇は、夏休みに合わせてたくさん取れます。
  研修などがなければ、連続して20日間お休みしたり、
  海外旅行に行かれる先生も多いです。
  出産、育児休暇が十分に取れるところも魅力的だと思います。

・実際のお給料

  初任給で25万円程度かな。ものすごく稼げるわけではありませんが、
  安定してもらえる額としては、とても良いはず。不満はありませんでした。
  副業はNGなので、その点が自分にとって不都合ではありました。

養護教諭の楽しさ

<1>子どもと接する楽しさ

 子どもと接する楽しさは、何物にも代えられません。
 病院等では味わえない、学校の良さがあります。
 子どもの日頃の悩みや愚痴を聞くばかり・・・なんてことはありません。
 子どもたちから「こんなことがあったよ」「明日のテスト頑張るよ」なんて
 日常の話を聞き、応援しながらも、逆に元気をもらえる仕事です。

 

<2>健康相談や保健教育のやりがい

 保健室はけがやびょうきの手当てをする場所ではありますが、
 養護教諭には、健康相談と保健教育をおこなう役割があります。

・健康相談

 カウンセリングのように、子どもや親御さんの話を聞き、
 メンタルヘルスを支援するという面で、健康相談をする場面も多いです。
 しかし、それだけではありません。

 今は、心臓・腎臓病、てんかん、食物アレルギーなど、
 病気を持ちながら学校で生活する子どもが増えています。
 そのような子どもたちに、どのような配慮ができるのか、
 活動の制限がある中で、参加する内容を検討していくことも一つの仕事です。

 実際には、学校生活管理指導標という書類に記載されている主治医の指示をもとに、
 必要に応じて、親御さん、担任の先生、学年主任、管理職などとの面談を設け、
 どこまで参加するか、制限の範囲内で何ができるのかを検討します。
 (合理的配慮を行うと言います)

 メンタルヘルスに関する健康相談は、
 スクールカウンセラーさんと連携して行うことが多くなりましたが、
 こうした健康上の配慮については、カウンセラーが担えない、養護教諭ができる仕事です。

・保健教育 

 また、養護教諭が授業に出ることも増えています。
 メンタルヘルスや生活習慣病、がん教育への期待や要望が社会的に高まっていて、
 専門的立場として、養護教諭がゲストティーチャーとなることが多いです。
 実際には、担任の先生に前フリをされた後、一人授業を行うことも多くありました。

 はじめは「授業のスキルがない」と心配していましたが、
 経験する中ですぐに慣れましたし、授業中の子どもの反応が面白くて、
 やってみて良かったと思える仕事の一つでした。

 保健や健康に関する授業は、
 学力テストとはまた違った部分ですし、家庭教育の担う側面もありますから、
 担任の先生がさらっと済ませてしまいやすい内容です。
 そこで、養護教諭が授業に入ることで、子どもにインパクトを与えることができます。
 また、子どもの実態に合わせて、必要な内容を工夫することができます。

 やらなかったら、それまでになってしまうので、
 「ここで授業をしなかったら、そのまま育ってしまうから」という意識で
 授業に入ったり、自分から声をかけたりすることが多かったです。

まとめ

 養護教諭は、保健室という特殊な場所にいますが、学校に勤める一人の教員です。
 チーム学校の一員として、先生方と密に連携することが求められます。
 また、子どもや保護者、地域の方から信頼されることが第一条件となります。

 公務員であり、福利厚生等は充実していて、働きやすいことは確かですが、
 健康相談や保健教育のように、求められる役割が増えているので、
 それらをどのくらい楽しめるかが重要だと思います。

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